【話題】斉藤さんの動画とこれからの音楽業界とソーシャルメディアの話【音楽】
アーティストの斉藤和義さんが、素晴らし動画を公開してかなり話題になったです。削除されまくっているのにアップが止まらない。ということで音楽やってる人や音楽好きなweb屋さん達に向けて記事を書いてみます。
大きい人はみなこの動画を見てびっくりしたと思う。怖いよね。むしろびびったよね。斉藤さんがこんなにロックな人だと思わなかった。業界でもタブーも多いことでしょう。結局アップ後のビクターの動きがそれを全て露呈することになった。削除され削除され、アップされては削除され、多分それは今後もずっと続くでしょう。ビクターが諦めるまで。
主張があるとき、スポンサーっていうのは一番いらない存在になる。タブーが存在するからだ。ツイッターで社長にフォローされている場合、勤務時間中につぶやけないことに似ている(爆)
スポンサーのしがらみとクリエイティブが切り離されることは、たぶん多くの人にとってうれしいこと。タブーとか大人の事情とか、一度地雷を踏んだら二度とその場に戻れないとか、もうホント嫌になる。
冒頭の動画の件だけど、きっと多くの人にとって、そういうしがらみとか大人の事情をはっきり認識する、考えさせる機会になったんじゃないかと思うデス。今後の斉藤さんの活動がとてもとても気になるところだけど、何があっても応援していきたいと思うです。アチキはロックが好きアルネ。
クリエイティブにパトロンは必要だろうか?
話をちょっ飛ばします。パトロンについて。
アーティストやクリエイターにパトロンは必要だろうか?アチキの中で答えははっきり出ている。「必要」だと。それについては、僕のつたない文章で書くよりも、「ゴッドファーザー」とかを生み出したコッポラ氏の言葉を紹介させて頂きたいかと。
これらのことについてはとても賢明にならなければなりません。アーティストがお金を得ながら働いているのは、多くても、最近の数百年に過ぎないということを思い出しましょう。芸術家はお金なんて稼げませんでした。国家の指導者やワイマールかどこかの公爵や教会かローマ法王がパトロンについていました。でなければ別の仕事を持っていました。私も持っています。私は映画を撮っています。誰もすべきことなんて教えてくれません。しかし、私はワイン業界で収入を得ています。別の仕事を持って、朝5時に起き、原稿を書きましょう。
続くよ→ コッポラは語る「アートはフリーになる時代」|とみー ←とみーさんの記事だよ
でね、元記事に追記すれば、現在でもぱとろんん制度がなくなったわけじゃない。jazzとかはパトロンなしじゃ厳しいジャンルの一つ。お酒の弱い先生が言ってました。
でね、僕は思うんです。せっかく21世紀なんだから、これからはソーシャルパトロンの時代だと。あおり記事はよく見かけるソーシャルパトロン。なかなか表に出てこないソーシャルパトロン。日本で”はやる”か”はやらないか”で、日本の音楽の生死がかかっているような気がしないでもないかもしれないような(弱気)。
[jp] 日本の「ソーシャル資金調達」レース開始ーーGrow!、READY FOR?、CAMPFIREの3社がデモ
海外じゃ当たり前のようにはやってるソーシャルパトロン。日本版ローカライズが紹介されているのが上の記事。
万が一を考えてみよう。斉藤さんがアップした「ずっとウソだったんだぜ」に投げ銭ができる状態だったら?アチキなら500円くらいかな?投げる。目の前に積んでる貯金箱の無い500円玉貯金からw そういったサービスを今後提供していく予定なのがGrow!だったりする。
ただね、問題点も課題も多い。ソーシャルパトロンでアーティストが食っていく為には、今よりもっとファンからの徴収を「見えなく」するかが大事な気がする。携帯サイトの課金くらいに見えなくする必要がある。現在のソーシャルパトロンのプロセスは美しく無い。どうしてもしたい人ができるというだけの話であって、なんとなーくな人はしない。
アーティスト側からすると、ソーシャルパトロンで必要になるのはソーシャルメディアをいかに使いこなすか?が大事になってくるかと。理屈は長い上につまらないからはしょるけど、大事なのは何をしてるか見えないものにはお金は払わないってこと。ツイッターとブログがめちゃくちゃ大事になってくる。そうなると。。。。
外野の人間が実情も知らずに批判するのはあまりに醜い姿なので、ソーシャルパトロンの話はこの辺で終わりにします。
例えサービスが未完成だとしても、ソーシャルパトロンの時代はもうすぐそこまで来ていると思ってる。ソーシャルパトロンじゃなくても、一般人が成果物ではなく活動にお金を払う時代は大分近づいている。そんなときにソーシャルメディアを使えるか否かで、アーティスト・クリエイターとして生活できるか否かが変わってくるのも間違いない。アーティストにとってソーシャルメディアは、レコーディングエンジニアにとってのprotoolsになると考える。選択の余地が果たしてどれだけ残されているのか?ちょっと疑問が残るかにゃーと。
どっちにしろこれからの5年間はクソ大事だね。ってことで皆さん応援してますw 今月ももれなく忙しくなってきたけどがんばるでーす。